• 読者の声

タイトル【No.948】「測れる評価」と「測れない価値」
発行日:2020/02/20
読者の声

◆ N氏(2020/02/21)

京大・宮野公樹先生のシンポの案内文を読んで思うこと

先生の、「学問の価値に基づいた評価をどう考えるか」なる問題提起に同感です。

学問・学術の分野に関しては、門外漢なので意見を述べるほどの知識を持ち合わせていませんが、小生の専門の行政の分野でも、同様の問題提起がされるべきだと考えています。

構想日本の手による個別の行政政策・事務事業評価は自治体関係者にとってとても勉強になるところですが、そもそも「行政サービスはどうあるべきか」、そのあり方について、全方位的議論がこれまでなされていないのが不思議なくらいです。

人口も経済も財政も家計もダウンサイジングに入っていく時代の自治体経営はどうあるべきか、従来型の、公共経済学(論)や行政経営学(論)などからのアプローチだけでなく、実際に行政を執行する首長の政治家たる政治行動学(論)や実務者たる役人の人間行動学、身分論、労働論etcを総動員した議論が必要ではないかと思うところです。

勝手ながら、構想日本に御尽力を頂けたらと思います。  

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