• 構想日本の活動

年金制度


1999/12/31(金)
「年金運用」に歯止めを

〔年金の「自主運用」は危険が大きい〕
~アメリカは株式運用断念~


年金改革法案が衆議院で可決の見通しだ。 
しかし、年金の自主運用の問題は、他の改革に隠れて、ほとんど議論がされていない。法案には、約2兆円もの累積赤字を出している年金福祉事業団を、新たな特殊法人「年金資金運用基金」に衣替えし、年金積立金134兆円を株式等に運用する仕組みが盛り込まれている。 

しかし、国民(被保険者)は、自ら払った保険料(プールしたものが積立金)がリスク運用にさらされ、運用が失敗した時のつけを払わされる可能性があることを知らされていない。企業年金と異なり市場運用という考え方は、そもそも公的年金に当てはまらないというのが世界の常識である。 

自主運用関連法案は、2001年実施に向け成立を急ぐ必要はなく、まず責任体制やリスク管理に関する徹底した議論と国民の合意が必要である。構想日本は、大づめを迎えた審議に合わせ、自主運用の問題と政策提言を緊急に取りまとめた。

  >> 【提言】「年金運用」に歯止めをは、こちら



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