• 構想日本の活動

事業仕分け


2015/01/10(土)
銚子市事業仕分け 9月27日(土)、28日(日)

【総 括】

第1会場担当 石井聡氏(逗子市職員)

高額な契約で本来は入札で行うべきものが何らかの理由で入札されていない、競争性が働くような工夫がされずに過去の事業者と契約を続けているという契約のあり方についての課題が、いくつかの事業で共通して見られた。こうした契約のあり方は各課で考えることも必要だが、銚子市全体でも見直しが必要。

また事業の対象が明確でないものも散見された。事業を実施する上で知っておかねばならない対象者や対象物の現状についての把握が甘かった。そのため、自らが主体的に課題を発見して、その解決のために事業を組み立てるのではなく、市民や団体からの要望に対して受身になってしまっていないかという点が危惧された。要望に応えることは大事だが、それだけになってしまうと、本来は全体を見なければいけないにもかかわらず、どうしても声の大きな方に動いていってしまうということにもなりかねないので注意が必要。

第2会場担当 伊藤伸(構想日本総括ディレクター)

第2会場は2日間にわたって公共施設に特化した仕分けを行った。銚子市内に223施設あるうちの34施設について議論した。銚子市は来年度に公共施設総合管理計画を作り全体的な見直しを行うが、今回の議論はその重要な材料になった。

維持管理や運営を市の職員が行っている直営方式の施設が多く、34施設の管理運営に39人の市職員が携わっていた。市民サービスの質を高めるにあたっては、指定管理者制度の導入など民間の活用は全国的にも効果がみられている。早急の検討が必要との議論が多く出ていた。

併せて、和室と調理実習室がそれぞれ34施設で10部屋ほどあった。それぞれの施設の設置目的に応じて和室や調理実習室にも目的を持たせていたのだが、利用者からすると近いところや空きがあるところを使っているというのが実態ではないか。公共施設全体の中で本当に必要な和室や調理実習室の数を考えていく必要がある。

また、施設が全体的にとても古い。修繕もあまりされていない。古いからなかなか使われない、だから修繕もあまりされない、という悪循環になってしまっているのではないかという議論があった。ある施設をなくそうということになると「なくされては困る」という意見は必ず出てくると思うが、施設を集約することで修繕も行え、利便性も上がる可能性がある。そうした観点で、施設全体を見なおしていただきたい。
 

【基礎情報】 人口:67,001人(平成26年12月1日現在)
       面積:83.91㎢
 
【日 時】 平成26年9月27日(土)、28日(日) 9:30~17:00

【会 場】 銚子市保健福祉センター 2階会議室(銚子市若宮町4−8)
 
【主 催】 銚子市
 
【協 力】 構想日本
 
【実施概要】
対象事業:26事業(2班は施設に特化、12事業34施設)
※平成26年度一般会計予算総額:約242億円
 
【実施結果】
不要・凍結 0件
国・県・広域 0件
要改善(銚子市):24件
現行通り(銚子市):2件

【議論のし方と構想日本参加者】
2班に分かれ、班ごとに構想日本仕分け人チームと市役所の担当者との議論を聞いて、市民判定人が事業の是非を判定。

※無作為に抽出した約1,500の市民に案内を送り、その中から希望のあった74名が判定人として参加。
 
【活動実績】
傍聴者数:50人(1日目:31人、2日目:19人)
インターネット中継:1,934件(1日目:832件、2日目:1,102件)

※詳細は、銚子市ホームページをご覧ください。



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