• 構想日本の活動

事業仕分け


2014/11/14(金)
八千代市事業仕分け 11月1日(土)、2日(日)

【総  括】
コーディネーター講評

第1班:荒井英明氏
●第1班は施設を中心とした事業を対象に仕分けを実施。全体的に、施設があるからそこで事業を運営してしまっているという形が非常に多かった。

●そもそも施設を設置した時の事業の目的、その目的に沿った効果が得られているのかどうかの検証があまりされていなくて、施設があるが故に事業を行っている傾向が見受けられた。

●何を目的にどういうソフト事業をするべきなのか、そのためにそのハード施設が最適なのか、必要なのか。もっと効率的な施設運営が出来ないのかという視点での、考え方の転換が必要ではないか。

●職員の説明においては、中長期的なビジョンについての説明が足りなかったように感じられる。中長期的な事業の目的や、それらを見据えた説明が必要。

●今回の事業仕分けの作業が、市民に対し税金の使い道や効果について行政サイドからのアピールの場でもあるが、うまくできていなかったように感じる。

●市民判定人や傍聴されていた市民の皆さんが、継続して行政がこのような運用をしているかを見つめ続けることが一番大事。これを機会に、今後も暖かい視線で見つめ続けていただきたい。

 第2班:露木幹也氏
●全体的に、事業シートから事業の全体像が読み取りにくかった。初めての実施なので、これを機会に、行政が何をしているかについて、市民がわかるようなシートにしてほしい。

●職員については、初めての仕分けなので仕分けに対して拒否反応があるのではないかという感じがしていたが、真摯に受け答えをしていただいた。

●自分たちが行っている事業の分析や事業把握が少し弱い。

●市民に今後説明していく中では、自分たちが行っている事業が何のために、どのようにお金が使われているのか、効果はどうなっているのかなどの把握がもう少し必要ではないか。

●今回の作業が今後の八千代市のために活きてくると信じている。市民の皆さんも温かい目で八千代市を見守っていただきたい。
 
第3班:石井聡氏
●自分たちの仕事についての客観的な把握が弱点だった。

●客観的な把握のためには、現状や数字を客観的に把握し、目指すべき方向性などを説明ができなければならないと思うが、あまりできていなかった。

●障害者の援護事業という形で色々な事が一つの大きなお財布に入っていた。担当職員はそれぞれの内訳をご存知で内容も把握しているが、それを中長期の財布の中でこれを今後どうしていくかを聞くと、どうしても抽象的な結論になってしまう。市民や議会に説明したり、内部で予算の査定を受ける時などにおいて、やはり一つひとつの物事を考える単位をもう少し小さくする必要があるのではないか。

●高齢者の政策で、SOSの発信をする機械を、今後誰を対象に配り、どのように進めて、これまで通報につながったケースがどれだけあるのか。この単位で考えると状況把握がシンプルになるはずだが、それを高齢者全体の政策の1億くらいの中で考えると上手くいっているかどうかもわからない、ということもある。

●民間の団体への補助事業が多くあったが、なぜ補助するのかという考え方が整理されていない。判定人の意見やコメントの中には、慣例慣習や惰性でやっているのではないか、固定化しているのではないかという厳しいものが多くあった。そうではなかったとしても、そのように見えてしまうこと自体が大きな問題。そもそも補助は何なのかを全庁的、統一的に考え方を整理する必要がある。

●観光と国際交流については、市のビジョンやそのための方策が最後までわからず、その説明がなかったのが残念。このような場でアピールできなければ、そこに税金を投入していることの説明にはならない。

●アピールの方法は広報誌、ホームページ、あるいはこのような場など色々考えられる。この街の観光をどうしていきたいか、国際交流をどうしていきたいかを発信していく必要がある。

秋葉就一市長コメント
●初めての事業仕分けではあったが、それを言い訳にしてはいけないと認識している。議会で決算委員会、予算委員会の一般質問などで答弁する機会があるし、市民に説明する機会も多々ある中で、税金の効果的な使い方、目的について説明が出来ていなかったが故に、各コーディネーターから指摘のあったような課題が浮き彫りになったと深く反省している。

●仕分けの議論を聞いていて、本来答えられるべきところで答えられていなかったり、仕分け人の方々から最終的な判定としては少し大目に見ていただいたのかなという場面、その判定の後にいただいたコメントは非常に厳しいものがあったりということがあった。

●指定管理のあり方については、指定管理の期間があるため、来年度からすぐ反映することができないケースもあるが、今回の仕分け結果を最大限反映させていき、また事務や事業の執行に努めていきたい。
 
【基礎情報】  人口:194,060人(10月31日現在)
        面積:約51,27㎢
 
【日 時】   11月1日(土)9:30~16:30
        11月2日(日)9:30~16:30
 
【会 場】   八千代市役所(千葉県八千代市大和田新田312-5)
        ・第1会場  2階 第1、2会議室
        ・第2会場 5階 第3会議室
        ・第3会場 6階 第4会議室
 
【主 催】 八千代市

【協 力】 構想日本


【実施概要】
実施回数:1回目
対象事業:30コマ 43事業
※平成26年度一般会計予算総額:601億2,691万円

 【実施結果】
不要・凍結 4事業
要改善 30事業
現行通り 9事業

 【参加者】
構想日本仕分け人チーム
第1会場
コーディネーター:荒井英明(厚木市)
仕分け人:伊藤伸(構想日本統括ディレクター)
     三宅香織(倉敷市職員)
     森田修康(荒川区職員)
     山辺哲識(弁護士山根晃(足立区職員)
 
第2会場
コーディネーター:露木幹也(小田原市)
仕分け人:石田晴美(文教大学教授)
     江藤雅一(横浜市職員)
     角張洋平(館山市職員)
     鈴木邦和(民間企業)

第3会場
コーディネーター:石井聡(逗子市職員)
仕分け人:押元朋子(医療法人職員)
     小瀬村寿美子(厚木市職員)
     中泉拓也(関東学院大学教授)
     稗田寿明(山武市職員)
     山内敬(民間企業)

 ※1会場あたり 市民仕分け人2~3名、市民判定人30~40名
 
【活動実績】 傍聴者数:146人(1日目70人、2日目76人)

※詳細はこちらから(八千代市ホームページ)



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