• 構想日本の活動

事業仕分け


2014/11/18(火)
北杜市事業仕分け 10月18日(土)、19日(日)

【総 括】(閉会式での講評の概要)

構想日本講評(コーディネーター:伊藤伸)
●職員の方の受け答えが過去2回から変わって来ていると思いました。過去2年間は、事業説明の際に原稿を作られる方が多く、そうするとどこがその事業のポイントなのかがわかりにくく、その後の質疑でも噛み合わないケースもありましたが、今年は、原稿を読まずに自分の言葉で話をされている方が多くおられました。特に、介護支援センターの女性の課長は、冒頭の説明はすべて自分の言葉で話をされていたのではないかと思います。その行為が良いか悪いかということよりも、自分の仕事がしっかりと自分の中に落とし込まれた上で説明や受け答えをされているということを非常に強く感じました。大きな進歩だと感じています。
また、北杜市では毎回そうですが、判定人の皆さんのコメントや評価シートに書いていただいている分量は、過去80回くらい実施している判定人方式の中でもトップクラスだと思います。このような皆さんのご意見は、市にとっては大きな財産だと思いますので、シートの記載されている内容とともにこの方式(仕組み)も含めて今後も参考にしていただければと思っております。

●最後に、評価シートに書かれていた方の中で、仕分けに参加して良かった、と書いていただいている方がいます。研修の時にも申し上げましたが、この事業仕分けは、個別の一つひとつの仕事を判断することも一つの大きな要素ではありますが、それ以上に市民と一緒に市の事業を考え、市で行われていることを市民一人ひとりが自分事にしていこう、というのがもう一つの大きな要素です。その中で、先ほどのようなご感想を皆さんにも持っていただければありがたいと思います。

●今回、2日間で傍聴者の数が120、30名おられたと聞いています。そのうち120名が市の職員だったとのことです。今回は研修という位置づけもあったから、担当されていない職員も多く傍聴されていたのではないかと思います。これも非常に重要な事で、他の課でやっていることを具体的に聞くことは、内部でもないという話を聞いたことがあります。2日間で議論した10事業だけではなく、他の皆さんの仕事の中でも今日出た議論を生かしていただければなと思っております。2日間本当にありがとうございました。


市長挨拶(白倉政司市長)
●今年は、新しい時代の新しいふるさとを作ろうということで合併して、11月1日で丸10年になります。その間改革の見直しをしていこうということで、力みなぎる北杜市、持続可能な自治体にすべく、日頃から皆さんにはご指導ご指摘等々いただいて、大変ありがたく思っております。いま、コーディネーターが、判定人を始め北杜市の人は財産だとご指摘いただきましたけれども、まさに同感です。

●市が実施している事業の必要性や実施運営方法について外部からの視点での事業検証を行うことにより、スリムで効率的な行政運営、事業に対する説明責任の徹底、職員の更なる意識改革が図られるように、そして結果として市民サービスの向上、事業目的の推進、財政の健全化に役立つようにと、一生懸命頑張りたいと思っております。

●事業仕分けは平成23年度から仕分け作業にノウハウと実績のある構想日本の協力を得て実施してきました。参加いただいた仕分け人の皆様には、大所高所からご指導ご指摘を賜り、本当にありがとうございました。国においても、人口減少や人口構成の悪さは大きな課題ですが、本市においても例に漏れることなく深刻な状況です。我々のところが行政を推進するにおいても、諸政策は人口構成と重ねてみなければならないことは確かであるわけであります。今回は結婚支援や子育て支援、宅地分譲など人口減少や少子化対策、広義での定住促進に向けた取り組みを中心に、仕分けを行っていただきました。仕分け人の皆さんと、市民判定人として無作為に抽出した市民1500人の中から本日、昨日と2日間で50名を超える方々にご協力いただき、市民目線で事業の必要性を判定いただいた結果、不要・凍結3件、要改善7となりました。今回の議論でいただいたご意見を参考にして、力みなぎる北杜市、人と自然と文化が躍動する環境創造都市を目指して、その実現に向けてさらに努力して参りたいと思います。

【基礎情報】   人口:48,667人(11/1現在)
         面積:約602,9㎢ 

【日  時】   10月18日(土)9:00~16:00
         10月19日(日)9:00~16:00 

【場  所】   北杜市役所本庁舎 3階大会議室
         (山梨県北杜市須玉町大豆生田961−1)

【主催、協力等】 主催:北杜市、協力:構想日本

【実施概要】
実施回数:3回目(3年連続)
対象事業:10事業、約1億3,158万円
※参考:平成26年度一般会計予算 329億6千万円

【実施結果】
不要・凍結 3事業
要改善   7事業

【参加者】
コーディネーター(進行役)
伊藤伸(構想日本総括ディレクター)
構想日本仕分け人チーム
石井聡(逗子市職員)、入倉要(民間企業)、内田文子(民間企業)、近納裕政(桜川市職員)、嶋﨑圭一(厚木市職員)、土屋龍一郎(民間企業)、渡邊信子(税理士)

市民判定人
1日目:25名、2日目:27名

【方法】
構想日本仕分け人チームと市職員の議論を聞いて、「市民判定人」と「仕分け人」が判定する。
※市民判定人:無作為で選ばれた52名。

【活動実績】
傍聴者数:151人(1日目64人、2日目87人) 
ネット中継:延べ180人

※詳細はこちら(北杜市HP)から御覧ください。



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